少し顎に違和感を覚えたら、すぐに歯科医師に相談してください!
「あごが痛い」
「あごが鳴る」
「口が開けづらい」
などの症状があれば、顎関節症のサインです。
このような症状がある方は、すぐに歯科医院にご相談ください。
顎関節症は、子ども~お年寄りまで幅広く見られる病気ですが、最近ではその発症率が増えていると注目されています。少し顎に違和感があるなと感じたら、そのまま放置せずに診断を受けるようにしましょう。顎関節症はどんどん進行して悪化していくような病気ではありませんが、重症になるとめまいなどを引き起こしたりと全身に影響を及ぼしたり、その違和感や痛みから大きなストレスを感じてしまうなど精神的な疾患にもつながると言われております。
顎関節症の治療は、患部を冷やしたり、早めに薬の服用を促したり、かみ合わせのくせ、生活習慣の改善などで行えることが大半です。しかし、それでも治らない場合は、スプリント療法を使います。スプリント療法とは、スプリントという歯列を覆う装具を装着することで、歯ぎしりや食いしばりの害を緩和することができて、顎関節への負担を軽くします。